変更ボリュームの作成または除去

グローバル・ミラーやメトロ・ミラーの変更ボリュームは 1 次ボリュームまたは 2 次ボリュームのいずれかの定期的なポイント・イン・タイム・コピーを作成します。コマンド・ライン・インターフェースを使用して、変更ボリュームの作成、変更、または除去を行うことができます。

変更ボリュームは、以下のように、関係に関連するさまざまな事例で使用できます。
  • サイクル・モードが「複数」に設定されている関係は、常に、変更ボリュームを使用して構成する必要があります。
  • メトロ・ミラーおよびサイクル・モードが「なし」に設定されているグローバル・ミラーは、オプションで変更ボリュームを使用して構成できます。これらの変更ボリュームは、複製の中断後に関係が再同期されるとき、整合した 2 次イメージを維持するために使用できます。
マルチサイクル・モードを持つグローバル・ミラー関係では、変更は追跡され、1 次サイトで中間変更ボリュームにコピーされます。変更は、帯域幅の所要量を減らすために断続的に 2 次サイトへ送信されるので、ピークでない平均スループットしか必要としません。メトロ・ミラー関係またはグローバル・ミラー関係、あるいは整合性グループを変更ボリュームのあるグローバル・ミラーを持つグローバル・ミラー (「複数」に設定されているサイクル・モード) に変更する場合は、関係または整合性グループで使用されるマスター・ボリュームと補助ボリュームの両方で変更ボリュームを作成する必要があります。

コマンド・ライン・インターフェースの使用

  1. マスター・ボリュームと補助ボリュームが存在しない場合は、mkvdisk コマンドを使用して変更ボリュームを作成します。マスター変更ボリュームは、以下の制約に従って作成する必要があります。
    • マスター変更ボリュームは、同じ入出力グループ内になければなりません。
    • マスター変更ボリュームは、関係のマスター・ボリュームと同じ論理サイズでなければなりません。
    • マスター変更ボリュームは、マスター・ボリュームと同じストレージ・プール内になければなりません。
    このプロセスは、補助変更ボリュームでも同じです。関係に変更ボリュームを割り当てると、システムは、マスター・ボリューム (または補助ボリューム) とそれに関連する変更ボリュームとの間に新規の FlashCopy マッピングを作成します。したがって、ターゲットの入出力グループに十分な使用可能 FlashCopy メモリーが必要であり、そうでないとコマンドは失敗します。
  2. マスター・ボリュームおよび補助ボリュームに変更ボリューム関係を作成するには、以下のような chrcrelationship コマンドを使用します。
    chrcrelationship -masterchange master_change_vdisk_id | master_change_vdisk_name
    chrcrelatinship -auxchange aux_change_vdisk_id | aux_change_vdisk_name
  3. 変更ボリュームを除去する場合も、以下のような chrcrelationship コマンドを使用します。
    chrcrelationship -nomasterchange
    chrcrelationship -noauxchange
    -masterchange および -nomasterchange パラメーターは、関係のマスター・システム上で chrcrelationship コマンドを実行する場合にのみ指定することができ、-auxchange および -noauxchange パラメーターは、関係の補助システム上で chrcrelationship コマンドを実行する場合にのみ指定することができます。